

本書は2015年に刊行された『ディープ・アクティブラーニング』に続く本となる。単にアクティブになるだけでなくディープさ(深さ)が学習に必要であるが、その後、期待されたほどの成果が出ていない等の批判もあり、本書にて高校・大学でディープ・アクティブラーニングの実践を進めていた複数の教員が「ディープ・アクティブラーニングの現在地」を明らかにするべく執筆に携わった。私は第4章「教養教育としてのサービスラーニング―学術を基盤として市民性育しエと社会貢献の統合―」を執筆した。教養教育(特にいわゆる「一般教育」)の科目でのサービスラーニングによって、学術を通した市民性育成と社会貢献の統合を図る実践について紹介した。構成主義的整合(Constructive Alignment)の概念を活用しながら一つの科目内での教育目標(意図された学習成果)と教授-学習活動と評価課題との整合性を高め、一つの科目と学部・学科および全学のディプロマポリシーとの整合を高める実践について検討した。そして、深い学習へのアプローチ、深い理解、深い関与をいかに実現させているのかについて紹介した。このような構造により、単なるボランティア活動としての社会貢献を越え、学術と社会貢献の統合がもたらされるサービスラーニングが実現されていることを解説した。
(杉原真晃 共著)
| 著者 | 松下 佳代 編著 |
| ジャンル | 教育・心理 |
| 出版年月日 | 2026年02月 |
| 判型・ページ数 | A5・328ページ |
| 定価 | 3,300円(本体3,000円 + 税) |